2003年第2回定例会報告
森下よしみの一般質問


6月18日(水)
一般質問 老人医療費還付申請は3割満たない
 私は、一番最後の一般質問に立ちました。その一部をここで報告します。
昨年10月から始まった老人医療
 自己負担限度額を超えた高額医療還付申請について申請状況を尋ねたところ、なんと10月から3月までに1029人が高額対象になる中で、284人の方しか申請されていない。金額で、3476000円という答弁でした。3割にも満たない人しか、還付申請をしていない状況です。いかに新しい制度が浸透していないかと言うことです。申請されていない人には通知をして、申請漏れがないように求めたところ、「対象者に通知をし、郵送で受け付ける」ことを約束しました。
低所得者への介護保険料減免、助成制度を求めました。
 市長は、4月から1段階への助成制度を廃止した理由を、他の制度で生活を援助する。決して見捨てたわけではないと弁解しました。しかし対象者が19人あると言うことは、制度が必要でなくなったと言うことにはなりません。牟礼市長就任後初めての全国先駆けて行った施策も、任期いっぱい持たずに、拡充するならわかりますが、廃止してしまいました。市民は決して納得できるものではありません。介護保険料の滞納(払えない人)が375人19,2%もあるのです。長期滞納者は、介護から排除されます。残念ながら市長は前向きな取り組みを否定しました。
コミュニティーバス運行は、H16年に
バス交通基本計画策定について
 検討委員は20人程度。うち市民公募若干名は7月の広報で募集する。秋には検討委員会を発足させる。市民要求や、実態調査、アンケートや、関係団体に意見を聞くなど広く意見を聞く。計画は、H15年度中に策定し、H16年度で運行の予定。国の補助対象になるよう進める。運営形態は事業者に委託を考えている。など方向を明らかにしました。
 住民要求をしっかり反映できるコミュニティバスの実現まで、しっかり声を上げていきたいと思います。
老人医療についてお知らせ